- 排水・境界ブロック類
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重圧管
360°固定基礎同等品として使用頻度の高い重圧管。しかし、その一方で「ソケット部分の施工性を改善してほしい」というお客様の声が多く聞かれました。そこで、従来の重圧管が持つ曲げ耐力や止水性を維持しつつ、施工性の改善を図った「新しい重圧管」をご提案致します。
特長
- 重圧管に埋め込まれたEPDMスポンジと、引き寄せ効果のある2種類の連結プレート金具の組み合わせによって水密性が確保されます。(ソケットはありません)
- その他は従来の重圧管同等の機能を持っています。
形状・寸法
水密試験
- 内径40cm×40cm×40cm、厚さ6cmの桝状コンクリート塊を2個製作。重圧管の接合箇所に見立て、1方にEPDMスポンジを埋め込み、もう1方に凹型の窪みを持たせた。コンクリート塊の上面に連結プレート、側面下部に引き寄せプレートを配置してEPDMスポンジを圧着。
- 高圧ポンプを用いて、桝状コンクリートの内部に水を注入し、規格値0.1MPaの水圧を3分間作用させ、接合部からの水漏れを観察。
- 規格値の4倍である0.4MPaの水圧を作用させても接合部4面共に水漏れは見られなかった。
※EPDMスポンジ、連結プレートと引き寄せプレートの組合わせにより十分な止水性を確認できた。
曲げ耐力試験
上記4サイズの重圧管について、材齢7日の耐力試験を実施し、すべてのサイズの供試体に於いて、許容曲げひび割れ荷重でひび割れは発生せず、実際にひびが発生した際のひび割れ耐力が許容曲げひび割れ耐力の1.65倍~2.57倍となることを確認しました。
認定情報等
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施工実績
現在関連した施工実績はありません。