
木材(主にスギ角材)の周囲をコンクリートで被覆して断面を正八角形の鉛筆状に成形することにより、木材腐朽菌の繁殖に必要な水分や酸素の供給をシャットアウトして木製杭状改良材の耐久性を向上させた、複合材料の簡易地盤改良工です。
近年、木杭を用いた地盤対策の利用技術が確立され、実際の液状化防止や軟弱地盤改良の施工に応用され始め、国産材の利用範囲が大きくなる可能性が広まっていますが、一方で木製杭の使用に際しては、耐久性やコストに対して発注者サイドの不安が多いことが分かっています。このような背景を踏まえ、木材を主材料として用いながら耐久性を確保 するために複合材料を用いたハイブリッド構造とし、更にコスト的にも既存の軟弱地盤改良工法同等とできる杭状木製ハイブリッド地盤改良工を開発しました。(特許出願済み)
使用イメージ
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認定情報等
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QS-180001-A |
施工実績
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