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その他

ダクタル

ダクタルは、強度、耐久性及びじん性に優れた超高強度繊維補強コンクリート(UFC:Ultra High Strength Fiber Reinforced Concrete)です。ダクタルプレミックス、専用繊維及び専用減水剤で構成されています。(社)土木学会発行の超高強度繊維補強コンクリートの設計・施工指針(案)においては、その性能の高さから、設計耐用期間は100年(ダクタルFM)を標準として良いと定義されています。近年、構造物の長寿命化に対する社会的気運が高まり、橋梁に関しても維持補修技術の重要性が見直されています。従来より歩道橋床板に使用されていた鋼板やデッキプレートは、腐食により美観上問題になるばかりでなく断面欠損等による耐力低下が懸念されます。そうした中で、ライフサイクルコストに優れたダクタルを用いた補修技術が採用されています。(ダクタルFMは専用繊維として鋼繊維を使用します。)

特長

  1. 強度・剛性が高く薄肉軽量な床板が設計可能。
  2. 極めて緻密なコンクリートであるため、塩害、中性化、凍結融解といった劣化要因に対する抵抗性が高い。
  3. 部材は工場製品であるため品質が高く、施工日数の短縮が可能。(工場でスラブ製作を行っている間に桁補修の施工を行い、その後速やかにスラブ施工が可能)
  4. ダクタルは、(社)土木学会発行の超高強度繊維補強コンクリートの設計・施工指針(案)に記載される標準配合紛体を用いており、部材製造地域による品質変動やアルカリ骨材反応の恐れが無い。
  5. 軽量なダクタル床板を用いることで既存の梁・柱を有効利用することが可能。
  6. 転落防止柵等を設置するような張り出し歩道などの対応も可能。

施工例

認定情報等

施工実績

現在関連した施工実績はありません。